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今治出張〆のハシゴ酒 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他

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 1週間の今治出張の最終夜。やって来たのは「養老乃瀧 今治店」だ。

 その名のとおり、養老乃瀧グループのフランチャイズ店の1軒なのだが、1971年(昭和46年)の創業当時から、店主ご夫妻で切り盛りされていて、メニューも当店独自のものがほとんどなので、まったくチェーン居酒屋っぽくはない。

 『この地に根付く個人経営の老舗酒場』といった風情なのである。

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 店に着いたのは、開店時刻の午後5時。

 キープしている麦焼酎のボトルを出してもらい、炭酸水(150円)ももらい、なにはさておき「鳥かわ焼」(430円)を『ニンニク入り』で注文すると、すぐにお通しの生キャベツも出してくれた。

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 5~6分で焼き上がってくる「鳥かわ焼」。

 鶏皮焼きは、今やもう誰もが知っている『今治の名物料理』で、今治のいろんな酒場で出されているんだけれど、私自身はこの店の「鳥かわ焼」が一番好きなんだなぁ。

 この店には地元のご常連のお客さんがとても多いのだが、どのご常連さんも、ここに来るとまず真っ先にこの「鳥かわ焼」を注文する。今や私自身もそうなってきた。

 まずこれを食べないと、「養老乃瀧 今治店」は始まらないのだ。

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 とそこへ、女将さんが出してくれたのは「もずく酢」。おろし生姜も添えられている。

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 さらに大将からは、今治市玉川町で採れた、でっかいシシトウの天ぷら。

 シイタケの天ぷらも盛り合わせてくれているのが嬉しいよね。

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 このシシトウの天ぷらは、マヨネーズでいただくのが美味しいのだ。

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 そんなつまみの数々に、麦焼酎のソーダ割りも進むこと進むこと。

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 なにしろ今回の今治での最終夜なので、この店の名物は必ず食べて帰ろうと、「レンコン」(430円)も注文した。

 これはレンコンの穴にツクネを詰めて焼いたもの。

 それをポン酢醤油でいただくのだ。

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 そしてもう1品、「ホルモン串塩焼」(3本490円)である。

 牛シロを、脂分がなくなるまで下茹でして、それをネギと共に串にさして塩焼きにしたもの。

 厚みのある、しっかりとした弾力感がたまらんね。

 なによりも、添えられている味噌がうまい。これだけでつまみになるよなぁ。

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 最後は女将さんが出してくれた、〆とつまみを兼ねた「おにぎり」で締めくくって、2時間ほどの酒場浴。今宵のお勘定は1,650円でした。

・「養老乃瀧 今治店」の店情報前回) 《YouTube動画

(次回) 25.09.03 今治に来ると必ずここ … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他

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 「養老乃瀧」を出て、『ここにも寄って帰りたい』とやって来たのは「碧空」だ。

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 台湾料理を食べることができる酒場でもあり、各種ウイスキーがずらりと並ぶバーでもある。

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 カウンター席の一角に腰を下ろし、まずは「角ハイボール」(500円)を注文した。

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 つまみとして注文したのは「飲茶錦盛りヤムチャにしきもり」(600円)。

 これは当店自慢の飲茶である、小籠包、えび餃子、イカシューマイ、肉シューマイ、プチ肉まんの5種類を、それぞれ1個ずつ盛り合せたもの。

 少量ずつ多種類というのが、実に呑兵衛向けではありませんか。

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 さらにもう1杯、「角ハイボール」をおかわりだ。

 となりのお客さんが注文したのは、これまたこの店の名物という「特製焼ビーフン」(700円)。具沢山でとても美味しそうだ。

 そのあと、新たに入ってきた二人組のお客さんが注文したのは、「焼豚ラーメン」(700円)。家庭用の鍋で、まるで家庭で作るラーメンのように作られるのが面白いなぁ。それなのに出されたラーメンは、お店ならではの本格的なもの。

 見るもの見るもの、気になって仕方がない。次の今治出張のときの宿題だね。

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 1時間ちょっと楽しんで、「碧空」のお勘定は1,600円でした。どうもごちそうさま。

 「養老乃瀧 今治店」に「碧空」、次の今治出張のときも必ず伺います!

・「碧空」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月20日(金)の記録》

(次回)25.09.03 今治に来ると必ずここ … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他

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 この日の昼食にやって来たのは、居食屋「声聞」。

 これまで夜しか来たことがなかった「声聞」。昼にきたのは初めてだ。

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 ビルの奥のほうにある「声聞」は、昼でも灯りがついていて、その雰囲気は夜と同じ。

 なんなら昼呑みしようというねらいで、この店の暖簾をくぐったのでした。

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 店内には「昼メニュー」として、うどん、そば、中華そば、定食、丼、そしてカレーが並んでいる。

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 さらに、夜の部と同じように「日替おすすめメニュー」も掲げられてはいるのだが、ほぼ満席の店内にいるお客さんたちは、みんな「昼メニュー」しか注文していない。

 昼呑みをしている人は皆無なのである。

 しかも厨房内も、料理を作るのに大忙しの様子で、夜の居酒屋タイムのように、女将さんに気軽に話しかけることさえはばかれるような状況だ。

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 とても昼呑みできる感じではないので、私も素直に「きつねうどん」(500円)を注文した。

 多くのお客さんが注文しているのは「日替定食」(700円)。夜の定食と同じように、添えられるおかずの品数がすごい。こりゃ人気があるのがわかるよねぇ。

 私がいただいている「きつねうどん」もとっても美味しいし!

 酒場ではない、食事処としての「声聞」の素晴らしさに、改めて感心した次第です。

店情報前回

《令和6(2024)年12月20日(金)の記録》

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