仙鳳趾牡蠣の驚く旨さ … 「マルニ木下水産 和商市場店」(釧路)

「次の予定地は、釧路駅近くの和商市場です」と先導してくれる宇ち中さん。
今回の『3人酒旅』では、主たる目的地は古典酒場の倉嶋編集長が提案してくれて、その前後の行程はすべて宇ち中さんが計画してくれたのだ。

宇ち中さんは、去年だけでも3回、北海道にやって来ていて、しかもその内の2回がここ、釧路方面だった。だからこの辺のお店にも詳しいのである。とってもありがたいことですよねぇ。
「このマルニ木下水産の仙鳳趾(せんぽうし)牡蠣が絶品だったんです」と宇ち中さん。

ここ釧路和商市場の中には40軒ほどの店舗があって、マルニ木下水産もその中の1軒だ。

この市場の一番の名物は『勝手丼』で、市場内の総菜屋さんで売っている丼ご飯を買って、市場内の海鮮屋、魚卵専門店などを巡って、自分の好きな食材を購入し、丼ご飯に載せていく。
それを市場内にあるイートインスペースでいただくのである。

が、しかーし!
今日の宇ち中さんのオススメは仙鳳趾牡蠣。
『勝手丼』には目もくれず、グイグイと中央パティオまで進んで、マルニ木下水産前のイートインスペースを確保し、市場内にある「セイコーマート」(株式会社セコマが北海道を中心に店舗展開するコンビニエンスストア)で、シャンパン「モントーブレ・ブリュット」と日本酒「北海Do! 純米」を購入。

そして仙鳳趾牡蠣の注文である。
大(200~250g、350円)・中(150~200g、250円)・小(100~150g、200円)と三つのサイズがあるなか、宇ち中さんのオススメは中サイズ。
このサイズが、いちばん美味しいんだそうな。

まずはその中サイズのカキを生で6個(ひとり2個ずつ)注文して席に戻り、シャンパンを注いで、本日2度めの乾杯である。

ほとんど待つこともなく生の仙鳳趾牡蠣がやって来た。
調味料置き場には醤油やポン酢醤油、ワサビ、タバスコなどの各種調味料が置かれていて、自由に使っていいのだが、ここは添えられたレモンだけをちょっと絞りかけただけでいただいた。

おぉ~~~~っ! 旨いっ!
あっという間に、ひとり2個ずつの生牡蠣がなくなってしまった。

宇ち中さんが「では次に蒸し牡蠣も」と、今度は3個(ひとり1個ずつ)の蒸し牡蠣を、店のおねえさんに注文しに行ってくれた。

待つことしばし。
「申し訳ありませんが、先に2つだけできあがりましたので、これをお召し上がりください。もう一つは後で持ってきますので」と、おねえさんが2個の蒸し牡蠣を出してくれた。
おそらく3個作ったんだけど、残りの1個は、殻を開けてみると、ちょっと身が小さかったかなにかで、出すのをボツにしたんだろうな。
「先に食べてください」という宇ち中さんのお言葉に甘えて、熱々の蒸し牡蠣を口に運ぶ。
おぉ~~~~っ! さっきの生牡蠣よりもさらに旨みが強いっ!
蒸したことで、牡蠣の中にあった水分が殻の中に流れ出ていて、それがまたいい塩味と旨味を追加してくれているのである。
これは凄いねぇ!

と驚いているところへ、さらなるサプライズが!
なんとお店の方が、「お待たせしたので」と、本来はあと1個だけ追加で蒸し牡蠣を出してくれるのでいいところを、もう3個追加してくれて、合わせて4個の蒸し牡蠣を出してくれたのだ。
蒸し牡蠣の強烈な旨さに感動したところだったので、これをもう一つ食べることができるというのが嬉しくてたまらない。

西日本では、夏牡蠣を除くと、牡蠣のシーズンは12月から2月頃の冬場とされており、呉にいるときも、年明けの1月か2月頃によく牡蠣を食べたものだった。
ところが! 仙鳳趾も含めたこのあたりは、一年を通して海水温が低いため、一年中、美味しい牡蠣が楽しめるんだそうな!
しかも仙鳳趾の海は、昆布が多数生息する海域で、プランクトンなどの栄養が豊富。潮の流れも速いので、身が引き締まり、濃厚な味わいの牡蠣になるのだ。
なんとも羨ましいことよのぉ!

仙鳳趾牡蠣の驚く旨さに圧倒された午後呑みとなったのでした。
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コメント
和商市場、飲酒禁止では?
投稿: ヤマサキ | 2025.10.18 17:17