昼定食をつまみに呑む … 「神田屋食堂(かんだやしょくどう)」(三原)

JR三原駅に着いて、昼食も兼ねた昼呑みにやって来たのは、三原駅西口から歩いて4分ほどのところにある「神田屋食堂」だ。
2023年(令和5年)7月に初めてきて以来、2年ぶり、2度目の訪問である。

店内は、カウンター8席、テーブル席が2卓10席の全18席。
午後1時前の店内には先客はおらず、私は2卓あるテーブル席の内、小さいほう。4人掛けのテーブルに座ることにした。

カウンター上や、入口横の冷蔵陳列ケースに並んでいるおかずを取ってきて、それをつまみに飲むこともできるのが、いかにも大衆食堂ですよねぇ。

改めてカウンター席の上に張り出されているメニューも確認すると、ここにも定食や丼物、麺類などの他に、単品のつまみも並んでいる。
おっ、今ならば、『15時まで限定』の「昼定食」(800円)も注文することができるのか。せっかくの機会なので、これにしてみよう!

その「昼定食」を注文しておいて、冷蔵陳列ケースから「瓶チュー(ドライ)」(450円)を取ってくると、氷入りの小さなジョッキを出してくれた。
300ml入りの瓶なので、普通サイズの缶チューハイ(350ml缶)より、ちょっと少なめかな。

ここの地名は三原市港町1丁目。この店から三原港までも、駅からの距離とほぼ同じで、歩いて4分ほどなのである。
現在は二代目店主の神田茂さん(80歳)が奥様と共にお二人で切り盛りされている。神田さんが経営している食堂だから「神田屋」なんですね。
創業は1953年(昭和28年)というから、今年で創業72年となる老舗大衆食堂だ。

ほんの5~6分で、「お待たせしました」と「昼定食」ができあがってきた。
小鉢料理が多いのが、呑兵衛には、とても嬉しいではありませんか。
しかも、ヤングコーン、ゴボウ、切り干し大根とキクラゲと、野菜系の料理が多いのもいいよねぇ。

まずは味噌汁を一口すすって、ほんわりとした旨みを楽しんだあと、野菜系の小鉢から順に食べ進みながら呑む。

すぐに「瓶チュー」も2本目に突入だ。

「昼定食」の主菜は、アジフライとイカリング、そしてカニかまのフライ。

さっき入って来た年配のお客さんは、「生ビール」(550円)を飲みつつ、「おでん」(牛すじ150円、その他100円)を注文した。
壁のメニューには「おでん」は載ってないけれど、おでん鍋がカウンター上にドンと置かれているもんねぇ。
わざわざメニューに書くまでもないぐらい定番の料理になっているんだろうなぁ。

最後は残しておいたご飯とタクアンをつまみに締めくくる。

ゆっくりと1時間半ほどの昼呑みタイム。
「昼定食」と「瓶チュー」2本でのお勘定は1,700円でした。
やぁ、美味しかった。どうもごちそうさま。
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