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2026年2月

新年の新開地で酒場浴 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸での仕事を終えて、新開地のアーケード街をテクテクと歩いてやって来たのは、地下鉄・新開地駅からほど近い、「赤ひげ 姉妹店」である。

 私にとって、すでに『神戸での行きつけの酒場』となっている感がある、

 午後6時過ぎの店内は、仕事帰りの呑兵衛たちで活気にあふれている。運よくカウンター席の奥のほうに空きを見つけ、滑り込むことができた。

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 席に着くなり、まずは「瓶ビール(大)」(560円)を注文すると、ホールを担当する店員さんの「ワンビアグラ!」と告げる小気味よい掛け声。これをを聞くと、「あぁ、新開地にきてるなぁ」と実感が湧いてくる。

 『ワンビアグラ!』というのは、「瓶ビール(大)1本にグラスが1つ」という、この店ならではの注文の符丁なのだ。

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 冷えたビールをグラスにぎ、グイッ。

 ッカァ~~ッ! 毎度のことながら、仕事終わりのこの最初の一杯がたまらない。

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 つまみの1品めも、迷うことなくこれに決めている。この店名物の「湯豆腐」(250円)だ。

 ここの「湯豆腐」は、私の中での「三大湯豆腐」のひとつ。丼の中に鎮座する豆腐、そして何よりこの絶品の出汁ツユが旨いんだよなぁ。

 豆腐をレンゲで切り分けて、出汁と一緒にすくって口に運ぶ。

 じわぁ~っと身体の中に染み渡る旨味。冷たいビールと熱い湯豆腐のコントラスト、これがまた最高なんだ。

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 「湯豆腐」を綺麗きれいに食べ終えて、続いて注文したのは、冬場の神戸に来たからには外せない名物料理、「かす汁」(280円)である。

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 壁にびっしりと並んだ短冊メニューの中にこれを見つけると、冬の訪れを感じずにはいられない。

 運ばれてきた「かす汁」は、細切りのニンジン、大根、コンニャクがたっぷりと入り、仕上げの刻みネギが彩りを添えている。

 酒粕の芳醇な香りが鼻をくすぐり、一口すすれば、身体の芯からポカポカと温まっていくのがわかる。まさに「飲む暖房」といったおもむきで、これまた立派なつまみになるんだなぁ。

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 大瓶のビールを飲み切ったところで、次なる飲物へ。この温かい「かす汁」に合わせるなら、やはり日本酒だよねぇ。

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 「酒」(410円)を熱燗でもらう。銘柄は、地元・なだの「白鶴」。

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 酒粕の旨味をたたえた「かす汁」と、灘の辛口の酒。合わないわけがないよねぇ!

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 さぁそして! 「赤ひげ 姉妹店」に来たからには、これを食べずに帰るわけにはいかないのが、『天ぷらの出汁かけ』だ。

 どの天ぷらでも『出汁かけ』にしてくれるのだが、今日は「海鮮かきあげ」(300円)を『出汁かけ』でお願いした。

 天ぷらをお椀に入れ、その上からたっぷりと湯豆腐の出汁ツユをかけてもらうスタイル。

 サクサクだった衣が出汁を吸って、徐々にトロトロになっていくのを楽しみながらいただくのがたまらないんだよねぇ。

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 ちょうど燗酒もなくなったので、この『出汁かけ』に合わせるべく、「麦焼酎」(350円)の水割りを追加注文した。

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 麦焼酎の銘柄は、これまた白鶴酒造の「世話女房」。

 熱々の「海鮮かきあげ」の出汁かけと、冷たい麦焼酎水割りの対比も嬉しいよねぇ。

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 ゆっくりと2時間近くの「酒場浴」。今宵のお勘定は2,150円。

 この充実した内容で、このお値段なんだから、本当に恐れ入るよねぇ。

 なお、支払いは現金のみなので、訪問される方はご注意を。

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 あぁ、今夜も美味しかった。どうもごちそうさま。神戸に来たら、また必ず寄らせていただきます!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年1月8日(木)の記録》

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とり酢と湯豆腐は必須 … 「成田家(なりたや)西口店」(岡山)

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 金曜日の午後5時少し前、開店時刻を目前に「成田家 西口店」へ到着すると、店頭にはすでに10人ほど、開店待ちの人がいる。さすが金曜日だなぁ。

 店が開き、その行列に続いて店内に入ると、並んでいたお客さんたちのうち、8人ぐらいはグループ客で、右奥のテーブル席を囲むように座り、それ以外のひとり客はカウンター席に飛び飛びに座っていく。

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 ほぼ入店順に注文を聞いてくれるので、私は、アサヒ、キリン、サッポロが選べる「びんビール大」(680円)をサッポロで注文すると、すぐに「サッポロラガービール(赤星)」がやってきた。

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 つまみの1品めは、これしかない! 「とり酢」(300円)である。

 「とり酢」というのは、鶏肉と春雨を酢醤油で和えたもので、もともとは大衆酒場「成田家」グループの名物メニューだったのだが、今や岡山を代表するような人気メニューになっている。

 「成田家」は、岡山市内を中心に複数店舗を展開する老舗の大衆酒場グループ。瀬戸内の魚と手頃な酒肴を武器に、長年、地元の呑兵衛たちに親しまれてきた存在だ。

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 小鉢のふちに練りガラシも添えられているので、全体をグルグルッとかき混ぜていただく。

 「成田家」に来たら必ず食べたい、シンプルながら中毒性の高いご当地おつまみなのでした。

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 「とり酢」に続いて注文したのは、「刺身盛合せ」(800円)。

 これは、マグロ、ハマチ、地ダコぶつ切りの三点盛り。

 10品ぐらいから選べる刺身は、単品だと650円か750円。三点の「刺身盛合せ」でも800円という価格も嬉しいよね。

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 その刺身に合わせて、「お酒」(420円)の熱燗を注文すると、燗酒が入っているポットから、受け皿付きの一合猪口に、トトトトトォ~~ッと、表面張力いっぱいまでついでくれた。

 日本酒は、岡山県真庭市の地酒「御前酒ごぜんしゅ」。熱々が美味しいねぇ!

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 「刺身盛合せ」で、1杯めの「お酒」を飲み切って、「ぎんなんからあげ」(300円)を追加注文するとともに、2杯めとなる燗酒もおかわりだ。

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 「成田家 西口店」には、席に置かれた紙のメニューに加えて、カウンター内に短冊で張り出される日替わりメニューもあるのが嬉しいところ。この「ぎんなんからあげ」も、そんな短冊メニューに書き出されていた一品である。

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 続いて注文したのは「魚あらだき」(270円)。

 これがまた美味しいこと。しかも、これが270円って、どうよ!

 さすが瀬戸内。おかわりしたくなる逸品だ!

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 「魚あらだき」の美味しさに魅せられて、「ゲソ塩焼」(300円)も追加注文。

 実はこれも気になってたんだよなぁ。

 出てきた「ゲソ塩焼」は、ドォ~ンと大きい足1本分が5つに切り分けられて焼き上げられたもの。

 これまた美味しくて美味しくて、あっという間にいただいてしまった。

 イカは本当にいいつまみになるよねぇ。

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 さぁそして! 3杯めとなる燗酒と一緒に注文したのが、「湯豆腐」(320円)だ。

 「とり酢」と「湯豆腐」は「成田家」の二大看板メニュー。これを食べずに帰ることはできないからなぁ。

 ここの「湯豆腐」は、旨みの強い特製出汁の中に崩れた豆腐が入り、かつお節とネギがトッピングされたもの。これを添えられたスプーンで、ツユごといただくのだ。

 これはもう完全に「飲み干せるスープ豆腐」。あぁ~っ、旨い!

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 ゆっくりと3時間近く楽しませてもらって、今宵のお勘定は4,230円でした。どうもごちそうさま。

【次回への備忘録】今回はお腹いっぱいで断念したが、メニューにあった「皮バター」(460円)、「なまこ」(500円)、「大根つけもの」(270円)、「煮付盛合せ」(500円)も気になった。季節によってはないかもしれないが、次の訪問が今から楽しみだ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年12月19日(金)の記録》

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