大衆酒場「日高」から … 大衆食堂「てんぐ大ホール」(鶴見)

鶴見での仕事を終えて向かったのは、もはや私の「鶴見でのマイ定番」と言っても過言ではない、「大衆酒場 日高 鶴見西口店」である。
時計の針は午後4時半を回ったところ。まだ「早めの夕方」と呼べる時間帯だが、暖簾をくぐれば店内はすでに熱気に包まれている。
年配の2~3人連れや、ご夫婦らしきお客さんたちで、かなりにぎやかな状態だ。
この時間からこれだけの人を惹きつけるのだから、やはりここは「中高年のオアシス」なのだなぁ。

仕事終わりで飲むときは、少し静かに、自分の世界に浸りたいので、直線7席のカウンター席の一番奥の特等席とも言える席に座らせてもらった。
腰を下ろすとすぐに、目の前のタブレット端末から、まずは「黒ホッピーセット」(460円)を注文する。

さっそく1杯めの黒ホッピーを作り、グイッ。
ッカァ~~ッ! この最初の一杯で、仕事の疲れが文字通り吹っ飛んでいくんだよねぇ!

さて、1品めのつまみ選びという「嬉しい悩み」の時間がやってきた。
ここ大衆酒場「日高」は、『大衆酒場』と銘打っているだけあって、同じハイデイ日高グループの「焼鳥 日高」と比べても、つまみの種類が多いのが特徴なのだ。
「嬉しい悩み」になるくらい、かなり迷って、今日はこれまでに注文したことがない「温玉納豆」(220円)を注文してみた。

ほとんど待つこともなく出された「温玉納豆」の温泉卵を、箸の先でプツン!
溢れ出す黄身をグルグルと、納豆と一所懸命に混ぜ合わせていく。

あららぁ。あまりに夢中で混ぜていたら、見た目は普通の「卵かけ納豆」とほぼ同じ仕上がりになってしまいましたねぇ。
しかし、これが予想通り、いや予想以上にいいつまみになるのだ。
ねっとりとした旨味がホッピーを追いかけてくる。

あっという間に1杯めを空け、2杯めとなる「おかわりウォッカ(中)」(250円)を注文。
ご存知の方も多いだろうが、日高屋グループではホッピーやチューハイのベースに、焼酎ではなくウォッカが使われている。

アルコール度数は焼酎と同等に調整されているようだが、そのクセのないキレの良さが、ホッピーの風味を最大限に引き立ててくれるんだよねぇ。

2品めのつまみは、焼鳥の「かわ(塩)」(2本270円)だ。
塩焼きの焼鳥に添えられる『辛味噌』が、とにかく旨いんだなぁ。
この辛味噌をちょいとつけて「かわ」を頬張る。
脂の甘みと辛味噌の旨辛感、この相性は「合わないわけがないよねぇ!」と叫びたくなるほどだ。

とんでもなく旨い「かわ(塩)」に誘われるまま、3杯めとなる「おかわりウォッカ(中)」(250円)を追加。

これでホッピーのソトも使い切り、ソト1ナカ3の完遂である。我ながら、ちょうどいい塩梅の濃さですね。

この3杯めに合わせるのは、日替わりメニューから選んだ「甘海老唐揚げ」(290円)。
できたて熱々で供される唐揚げは、殻の香ばしさと身の甘みが凝縮されていて、これもまた本当にいいつまみなんだよねぇ。

おつまみ3品、ホッピー3杯をじっくり楽しみ、入店から1時間半。
普段ならこのあと「日高屋」へ吸い込まれる「日高系ハシゴ」が常態化している私だが、今日は鶴見駅東口側に、どうしても気になっている一軒がある。
名残惜しいが、今日の大衆酒場「日高」はここまで。お勘定の1,740円を、PayPayで支払って店を出た。

西口から東口へと移動し、やって来たのは大型複合施設「シークレイン」の2階。今宵の2軒めは、大衆食堂「てんぐ大ホール 鶴見東口店」である。

店内に一歩足を踏み入れれば、その広さに驚かされる。
右手に立ち飲みテーブルが1卓、その奥にカウンター席、さらに左手にはテーブル席、奥には座敷まで完備された、全131席という大箱店だ。

ひとりの私はカウンター席の一角に落ち着き、まずは「酎ハイ」(209円)からスタート。
3年ほど前に「てんぐ大ホール 新宿西口大ガード店」を訪れて以来、この「昭和の大衆食堂を現代風にアレンジした」空間がけっこう気に入っているのだ。(※残念ながら新宿店は、ビル建て替えのため2025年1月26日をもって閉店しました。)

卓上には一品料理から定食、麺類、はてはスイーツまで、盛りだくさんのメニューが並ぶ。このカオスな感じこそが「大衆食堂」ならではの醍醐味である。
今回は季節メニューらしき「秋のごちそうフェア」の中から、新名物と書かれている「牛すじ肉豆腐」(429円)をチョイスした。

出てきた「牛すじ肉豆腐」は、見るからに味が染み込んでいて美味しそうですねぇ!
熱々の豆腐を頬張り、酎ハイで流し込む。あぁ、幸せだなぁ。

肉豆腐を半分ほど食べ進めたところで、酎ハイが空になった。
2杯めは、LINE友達登録の特典でいただくことができる「ハイボール(デュワーズ)」(定価429円相当)を頂戴した。

さっくり1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は638円。こちらもPayPayで支払った。

なお、入口近くの立ち飲みテーブルでは、同じテンアライドグループの「神田屋」でおなじみの「せんべろセット」(1,100円)も楽しめるようだ。今度はそちらも試してみなきゃいけないですねぇ。

西口の定番「日高」で、ウォッカホッピーと辛味噌の洗礼を受け、東口の「てんぐ大ホール」で昭和モダンの空気と肉豆腐に浸る。
ハシゴ酒の合計は2,378円。この満足度で二千円台半ばというのは、本当に恐れ入るよねぇ。
どうもごちそうさま。
・「日高」の店情報 (前回) / 「てんぐ大ホール」の店情報 (関連前回) 《YouTube動画》
(食べログ) 大衆酒場 日高 鶴見西口店 (居酒屋 / 鶴見駅、京急鶴見駅、国道駅)
(食べログ) てんぐ大ホール 鶴見東口店 (居酒屋 / 京急鶴見駅、鶴見駅、国道駅)
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