4時間半も立ち飲んだ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

野方「晩杯屋」ではじめて注文した「レバフライ」(190円)が美味しくて、美味しくて。
なんだか無性に『やきとん』が食べたくなってきた。
なにしろ野方は、今や『やきとん』の聖地。
「秋元屋(本店)」、「第三秋元屋」、そして「すっぴん酒場」と、『やきとん』の名店が勢ぞろいしている。
そんななか向かったのは「晩杯屋」から一番近い「すっぴん酒場」だ。

午後6時だから、外もまだ明るいよねぇ!
店内は厨房を囲む形の立ち飲みカウンター席のみ。

そんな立ち飲みカウンターの中央あたりに陣取って、いつものように「黒ホッピー」(450円)を注文。
すぐに出される「お通し」(200円)は、定番のお新香だ。
このお新香が、うまいんだよなぁ!
こういう何気ない一品がちゃんとうまいところも、私が「すっぴん酒場」に通いたくなる理由のひとつなのだ。

「黒ホッピー」をグイッと飲みながら、目の前の木札メニューを確認する。
すると、そこに「大トロ味噌」(200円)という、これまで見たことがない品を発見した。
何度も来ている店でも、こういう新しい発見があるのが楽しいんだよねぇ。
こりゃ、ぜひ食べてみたい。

ということで、いつもの「れば」(150円)、「ちれ」(150円)、「しろ」(150円)に加えて、「大トロ味噌」も注文。
まずは「れば」が焼き上がってきた。

大将が一所懸命に焼いてくれている姿も、これまたいい酒の肴になる。
立ち飲みのやきとん屋って、こういう焼き場との距離の近さがいいんだよなぁ。
注文した串が焼き上がっていくのを眺めながら、黒ホッピーを飲む。
それだけで、もう十分に楽しい。

追いかけるように「ちれ」と「しろ」もやって来た。
もうねぇ、「すっぴん酒場」に来ると、この「れば」、「ちれ」、「しろ」の3点セットは絶対に外せないんだよなぁ。
必ず注文する3品なのだ。

そして「大トロ味噌」も焼き上がってきた。
これは豚の小腸の周りについている、非常に脂が豊富な希少なホルモン、キクアブラ(菊脂)なんだそうな。
脂の塊を広げた形状が白い菊の花びらのように見えることから、「キクアブラ」と呼ばれているんだって。
なるほど、見た目からして脂がすごい。
食べてみると、その脂の旨みがしっかりと感じられて、これまたやっぱり旨いよねぇ!
いつものお気に入りを頼みつつ、こういう新しい串にも出会える。
さすが「すっぴん酒場」だ。

「黒ホッピー」の「中身」(250円)も追加しながら、これまたいつもの「さがり」(150円)も焼いてもらう。
「さがり」というのは横隔膜の中でも、脂肪が少ない肉肉しい部位のこと。
しっかりとした肉の食感がいいのだ。
脂の旨い「大トロ味噌」と、肉肉しい「さがり」。
こうして部位ごとの違いを楽しめるのも、やきとんの面白いところだよねぇ。

そしてもちろん「煮込み」(450円)も注文した。
ここの「煮込み」は、あらかじめ下ごしらえをして、冷蔵庫で冷やしているものを、注文を受けてから小鍋で仕上げてくれる。
だから、いつ注文しても、ほぼ同じ仕上がりのものが楽しめるのだ。
こういうところにも、店の仕事の丁寧さが感じられる。

最後は、このところハマりつつある「しろ塩焼き」(150円)で締めくくる。
定番のタレ焼きも美味しいけれど、塩焼きもいいよねぇ!!
黒ホッピーはソト1・ナカ4で飲み終えて、品物と引き換え払いでの支払い合計は、2,800円なり。
気がつけば、ここだけで3時間にも及ぶ立ち飲みタイム。
というか、その前の「晩杯屋」での1時間半を加えると、なんと4時間半も立ち飲んでいたということだ。
普段はそんな長時間、立っていることもできないのに、酒場に入るとできてしまうんだから不思議なものだ。
好きな酒を飲みながら、目の前で焼かれるやきとんをつまみ、店の人や周りの客の気配を感じながら過ごす。
これぞ、立ち飲み屋の威力、ってところですね。
今夜もどうもごちそうさまでした。
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